第1回 10月11日(水)
ゲスト:原田千栄 (Vocal)
会場:アルティカセブン(代々木)
第2回 11月8日(水)
ゲスト:飯塚 直(フエコエ)
CON TON TON VIVO(四谷三丁目)
第3回 12月13日(水)
ゲスト:平野なつき(Bass)
live space ZIMAGINE(表参道)
各回 18:30開場/19:00開演
料金:3,000円(+ drink order)
音楽へ「還俗」、いたします。
(還俗:一度出家した者がもとの俗人に戻ること。)
激務続きで体を壊しまして、数ヶ月お休みしました。半年ぶりに寝室のカーテンを開け、食事を作り、絵を描き、好きな服を着て散歩をし・・・
休んでいる間も琵琶の練習は続けていました。楽器を鳴らすとそこには「音楽」になる以前の「音」に対する感動があります。自分の手元に、絹糸を吐き出した虫の、楽器となった木々の、命の証明としての「音」が生まれたかのような。
そんな感動を抱き締めながらも、床に散らばった洗濯物を洗い、シンクの掃除はまだ先でいいと自分を騙し、片付かない部屋を見ては泣き、鼻歌を歌っては自分を慰め、ピアノを弾いてはショパンの、バッハの魂に慰められ……。もう音楽をしないことには、日常に押しつぶされ一歩も身動きがとれないのだと気づきました。
・・・でも逆に。音楽により心が快方に向かい開放されてゆくのを実感。「なんだ、大丈夫じゃ〜ん!」って。音楽には人を調律する力があると実体験を伴って再確認しました。
私は私というあなたのそばで、
悲劇の主人公として嘆き悲しみ、
私は私というあなたのそばで、
不屈の主人公として闘志を燃やします。
日常のおかしみに潜む芸術の深淵。
それらが音という材料によって表出されていくのを目の当たりにしてください。
暴れ馬・大塚茜を乗りこなす方々に各回のゲストとしてご参加いただきます。
第1回
10月11日(水) 18:30開場/19:00開演
出演:大塚 茜(Pf, Vo, 琵琶, 他)
原田千栄(Vo)
演奏楽曲:
・ショパン ワルツNo.7
・組曲「生活のうた」
・琵琶で歌う“Enter Sandman” (METALLICA)
・”Sience Fiction”(ロッキーホラーショーより)
他
料金:3,000円 (+ drink order)
場所:アルティカセブン
(代々木駅徒歩5分)
https://www.artica7.live
原田千栄 (Vo.)
ボイストレーナー、舞台歌唱指導、バックコーラスもやっている動物とラグビーとプロレスとDisneyを愛するボーカリスト。☆アニメGS美神極楽大作戦OP主題歌「GHOST SWEEPER」他
第2回
11月8日(水) 18:30開場/19:00開演
出演:大塚 茜(Pf, Vo, 琵琶, 他)
飯塚直 (笛、声、他)
料金:3,000円 (+ drink order)
場所: CON TON TON VIVO
(四谷三丁目駅徒歩3分)
https://www.contontonvivo.com
飯塚直(フエコエ)
予想外の即興が、時に自由奔放すぎるミュージシャン。プリミティヴな voiceパフォーマンスと、20cm~2mの大小さまざまなリコーダー、竪琴、他による音風景クリエイター。音楽のバックボーンは古楽。記憶に残る一番最初の演奏楽器は、実家の濡縁での木琴(日暮れまで叩き、指が真っ赤に!)。
第3回
12月13日(水)13日(水) 18:30開場/19:00開演
出演:大塚 茜(Pf, Vo, 琵琶, 他)
平野なつき(Bs)
料金:3,000円 (+ drink order)
場所:live space ZIMAGINE(ジマジン)
(表参道駅徒歩7分)
http://zimagine.genonsha.co.jp/information
平野なつき ( Bass )
鹿児島県出身。 3歳からエレクトーンを始め、大学進学と同時にジャズのビッグバンドでベーシストとしての活動を開始。 「東京ブラススタイル」に加入し、2007年にメジャーデビュー。 その他にも様々なアーティストのサポートを行いながら柔軟なプレイスタイルを確立 していき、コンサートやレコーディング、舞台等で幅広く演奏している。
▼こちらよりお申し込みください。
どの回も楽しみですが…
第1回の千栄さん、「声」だけで圧倒されます。歌っていただくものを吟味中です。
第2回の直さん、異次元の発想力、即興が楽しいです。心を解放してくれます。
第3回のなつきさん、頼りがいあるベース!と、デュオというところに欲が湧いています。
今までの音楽人生で、
そして舞台芸術人生で培ったものを、
全部載せでお渡しいたします。
それでは、
会場でお会いできるのを楽しみにしています。
大塚 茜 拝
大塚 茜 プロフィール ▶︎ 音楽家。ピアノ、歌、琵琶、エレクトロニクス。幼少期よりクラシックの音楽教育を受け、十代はヘヴィ・メタルに傾倒。東京藝術大学作曲科在学中に邦楽器と出会い、尺八、箏、三味線のために多数作曲、特に尺八三重奏『Breathtical Metal』は国内外で高い評価を得て再演され続けている。また、舞台作品に作曲、音楽監督、ピアノ演奏で参加、その活動は多岐に渡る。近年の主な参加作品は『ロッキー・ホラー・ショー』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』等。2022年5月、琵琶を始める。