自分の混乱の治め方

ピアノを、音楽を、芸事を……
身近に置いて鍛錬していくと、
自分の混乱を統治する力が付き、
それは人生そのものにも応用していけると思います。

🍀🍀🍀

先日、初めまして、の小学生の女の子にピアノのレッスンをしました。
学校の合唱で伴奏を弾いているけれど、
歌とうまく合わないところを相談したいとのこと、
まずは聴かせていただく。
上手!だけれど、ちょっと難しいところに差し掛かると、
自分が時間軸のどこにいるか分からなくなってしまう様子。
もちろん指は時間を先に進めるけどね。

弾くのが難しいからゆっくりになってしまい、
簡単なところで巻き返そうとする、
それを指摘すると、
難しいところを逆に急いでしまったり。

私の言葉一つ一つに反応するのではなく、
自分で気づいてもらうため、メトロノーム登場。
BPMをものすごーく、ゆっくりに設定し、弾いてもらう。
まあ慣れないテンポで弾くとヨレヨレするもの……。

「メトロノームが速くなったり遅くなったりしたでしょ」
「はい…」
「そう感じちゃうんだけど、
 実際は自分が遅くなったり速くなったりしちゃってるのー!きゃー!!」

再度挑戦、
恒久的に同じテンポを刻むメトロノームと、
自分の中のテンポを擦り合わせていく。

いや、この表現は少し違っていて、
簡単なところでテンポがキープ出来ているということは、
自分の中に「テンポ」は在る、だが、

「弾くのが難しい」「歌とズレちゃう」
「遅いって言われた」「速いって言われた」

それらが、テンポを感じることの邪魔をしているだけなんだな。

「ミスないように弾く練習は家でも出来る、
 音を間違えても良い、
 テンポキープすることを最優先に!」

と伝える。
ミスするのは怖い、
でもその恐怖を乗り越える!
その挑戦をしてくれる小さな女の子、
嬉しい、がんばれ!

そして、弾ける兆し、が見えてきた。

「弾けるようになりそうだね」
「はい(笑顔)」

ふー!
音楽的に言えば、
ズレてる所をメトロノームで可視化し、
ズレないように練習した、ということなのだけど。

局地的表現でなく大きく言うと、

🌟🌟🌟🌟🌟
自分が違和感を感じたことについて、
俯瞰して見てみると、
自分の混乱の種に気づき、
対処法が見えてくる、
そして対処する。
🌟🌟🌟🌟🌟

ということだな。
そしてそれは、人生に応用できると思うのです。

🍀🍀🍀

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