自らの肉体を愛す

ちぶさはつぐなう
ちぶさはいやす
ことばのおよばぬところで

(谷川俊太郎『mamma まんま』より)

本屋にて、
『そんなとき隣に詩がいます〜鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩』 の、
「おっぱいが好きなら」の項を興味本位で立ち読みし、この三行に出逢い、
私はその場で泣きました。

私の魂だけにではなく、
この肉体そのものにも意味はあるのだと書いてあったからです。

この本は、鴻上尚史さんが読者の症状に合わせ、
お薬として谷川俊太郎さんの詩を処方する、といった趣となっています。
「おっぱいが好きなら」の他は、
「さみしくてたまらなかったら」
「毎日しかめっつらだけになったら」
「家族に疲れたら」
等、薬が必要そうな項が並びます。
そしてとってもよく効きそうな詩が選ばれています。
どうぞお手にとってみてくださいね。
おっぱいの項はたのしい箸休めかと思ったのに、
私にとっては魔法のお薬でした。

写真は2014年の相澤万亀子さんの作品『TAKURIMASU』のうちの一点、
私の「TAKU」をとったものです。
ずっと万亀子さんのお宅にあったものを最近受け取りました。

私の肉体を誇り、飾ります。

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